剣盾シングルs15 供養記事 【最終477位】
こんにちは ありかと申します。
最高197xと結果は振るいませんでしたが、s15で使用した構築について書き留めておこうと思います。
構築経緯
竜王戦ルールでは伝説枠という強力なエースをどう活躍させるかが重要で、その一つに伝説+不利対面での引き先兼対面操作枠+補完となるエースという組み方を聞いたのでそれを参考にした。
まず伝説枠として有利対面の幅が広く、相手への負荷も大きい@スカーフから組み始めた。次に対面操作ができ、引き先としても機能する。補完のとれたエースとして。最後にカイオーガが不利をとる龍タイプ伝説等に強いを採用した。
個体紹介
C252 S252 (あまり振り忘れ)
ステロ+砂+雨潮吹きで無振りが確定一発
しおふき なみのり かみなり めいそう
有利対面を作って潮吹きをする。見せ合いの段階で相手がどう対策しているかが分かりやすいため、試合の組み立て方をイメージしやすい。ダイマックスによって良くも悪くも有利不利が逆転するため注意が必要。
技構成は代名詞の潮吹き、削れても火力の出る波乗り、ラプラスにうつかみなり、めいそうはダイウォール媒体やへの崩しとして採用した。カイオーガを意識して先にダイジェットを積む動きに対しての相手のダイマックスを枯らしたり、自身のスカーフを復活させるなど、ダイマックスターンの調整としてとても重宝した。
サンダー@フィラのみ 特性:静電気 性格:図太い
H252 B252 D4 (s個体値28~29)
ボルトチェンジ ぼうふう 怪電波 はねやすめ
等への物理受けクッション。ボルトチェンジや静電気を用いて
を安全に着地させる。また、怪電波でをごまかしダイマや壁のターンを消費させる。
HBに特化することでの暗黒強打が~50.2%とほぼ受かるようになり、クッションとしての性能が高まった。s個体値はミラーで確実に下からボルトチェンジをするため。持ち物は珠の130ダイサンダーを怪電波で受けきれるように1/3回復実とした。
カバルドン@オボンのみ 特性:すなおこし 性格:慎重
H252 D252 S4(なぜかs個体値0)
じしん ステロ あくび ほえる
電気の一環を切りつつ、ステロや砂で襷を潰し、あくびで対面操作を行う。
に対して安全に展開できるようHD特化。s個体値が低いことには気が付かなかった程度だが、下げる意味はほぼないので31にするべき。余りもBに振るべき。
ゴリランダー@こだわり鉢巻き 特性:グラスメイカー 性格:意地っ張り
H140 A252 B44 D4 S68
H16n+1、HB:陽気の+1巨獣斬確定耐え、HD:臆病の雨潮吹き確定耐え S:準速61族抜き
グラスラ 馬鹿力 はたき 10万
が呼ぶに強く出る補完のエース。Gフィールドによってサイクル内で削れたの潮吹きの打点の回復にも貢献した。
高火力が魅力だが、など環境の中心に対して通りが悪く、簡単に受け出せれてしまうのが難点。
ヒードラン@たべのこし 特性:もらいび 性格:穏やか
H252 D252 S4
マグスト 大地 金属音 挑発
対最終兵器。メテオビームに直投げ以外であれば、ほぼすべての型に対応できる。その他壁展開に対して挑発マグストで邪魔ができる。たしかに対性能はピカイチだったが、選出率は最も低くピンポイント感が否めなかった。
ウーラオス@きあいの襷 特性:ふかしのこぶし 性格:陽気
A252 B4 S252
暗黒強打 インファイト 挑発 ふいうち
に強く、対面性能の高い枠。一方的にダイマックスを切られると撃ち負けるため、他にダイマックスを切らずにダイマックスを切りあうように立ち回る必要がある。挑発はダイマックスやトリックルームターンの管理のためのダイウォール媒体として採用したが、こらえるなど他の補助技でもよいかもしれない。
選出、立ち回り
VS軸
あくびステロ、怪電波ボルチェン等で対面操作、削りを行いで詰める。有利対面を作ってもしおふきを打ちにくく、じゃんけんになってしまうためかみなり連打できる盤面を作れるよう意識する。
VS軸 +or
に対してをあと投げしつつ、などでサイクルの補助をする。が
などの地面タイプに対して明確な不利をとってしまうため安定性に欠ける点もある。
VS軸 or+or
対面操作を行いまたはを通す。を受ける枠によって通す方を決める。
VS軸 or+or+
壁展開や起点作成をで阻害、でダイマックスを打ち合い、を通す。
VS軸 or++
対面操作+で荒らし、で詰める。
VS軸 +or
ステロあくび+を通す。
VS軸 +or
対面操作++で詰める。
VS軸 +or
初手ダイマックスを警戒しつつ対面的に立ち回る。
VS軸 oror+
ダイマックスを切るタイミングが重要。対面有利なのが、くらいしかいないため、うまくステロを撒けるかがカギ。
VS軸 or
を貯水で見ている場合はステロ+はたきでを処理する。そのほかの数値、タイプ受けには、対面操作+で負荷をかける。
おわりに
竜王戦ルールでは構築の軸がはっきりしているため、どの軸にはどの勝ち筋を通すかというのを煮詰めていくのが重要に感じた。立ち回りについてはあくまで目安であり、見通しの甘いものもあることをご容赦ください。
相談に乗ってくれたゆきふらしの方々、サンダーの個体をくれた塩味君、そしてここまで読んでくれた皆さんに感謝を!